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STORY ● エシカルバッグがエシカルな訳 製造編

rik skog のエシカルバッグがエシカルな訳は、主に2点あります。
まず1点目は、エシカルな素材を使っている点、GOTS認証を取得したオーガニックコットンを使っています。もう1点は、商品を製造するうえでどうしても出てしまう余り布を使っている点です。また、余り布を極力出さない方針で活動をされているGOTS認証を取得した工場でつくっている点もエシカルな訳です。

今回はその2点目、GOTS認証を取得しているパートナー企業のお話。GOTS認証の説明は、別のコラム「エシカルバッグがエシカルな訳 コットン編」(https://rik-skog.shop/news/5ef2f2a4561e172890183b34 または、認証機関のWebサイトなどをご覧ください。)

このエシカルなパートナー企業は “ なによりも「安全・安心」なものをお届けしたい ” という想いが原点となっている、日本でも数少ないオーガニックの繊維認定工場です。

「オーガニックは法律。無農薬であることは生産者を守るため、無添加であることは消費者を守るため。私たち事業者は証明しなければならない。」という理念に基づいて製品づくりをされています。

その安全安心を証明するためにも世界最大の有機認定機関のECOCERT(*1)によって、製品に有害な化学薬品が付いていないことを毎年検査によって確保しているそうです。そして自社商品は、工房近くの森林の保全を通じて温暖化防止に貢献するカーボンオフセット(*2)商品となっています。

また、rik skogのエシカルバッグもそうですが、極力余分なゴミ、材料を出さないという方針のもと商品の製造をされています。余った材料(布)は、アパレルや繊維製品の製造における悩ましい問題のひとつで、それらの工場では大量の材料が廃棄処分になっていることが多いそうです。

ちなみに、rik skog のレジ袋型のエシカルバッグは、布の取り都合が悪い形。製造をお願いしているとき「大きく余ってしまう部分があるのですが何かできませんか?」とパートナーさんからご提案をいただきました(こちらは只今考え中です…)。

そんな風に自社のオリジナル商品ではなくても方針をぶらさない姿勢が素晴らしいなと感じ、改めて一緒にモノづくりができてよかったなぁと思っています。そして私たちも見習わなければと背筋が伸びました。

そんな訳で、材料がオーガニックコットンを使っている点や、余り布でできている点だけではなく、一緒につくってくださったパートナーさんもエシカルな企業なんです。

(*1)ECOCERT…化学合成農薬や化学物質に頼らず、自然の力で生産された有機・オーガニックの品質を保証する有機認証機関。米や野菜の農産物をはじめ、農産物加工食品、環境に優しい有機栽培製品、化粧品、コットンなど、幅広い有機認証を取り扱う認証機関。

(*2)カーボンオフセット…日常生活や経済活動で避けることができないCO2などの温室効果ガスを、できるだけ排出量が減るよう削減努力を行いどうしても排出されてしまう場合には、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資することなどにより、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方。(参考:環境省HP)